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〜歯医者さんのちょといいお歯なし〜その3むし歯の症状・治療法

2017年7月10日

町田みらい歯科 院長の天野晃秀です。

前回から更新が大幅に遅れてしまい申し訳ありません、多くの患者さんにご来院頂き嬉しい限りです。体調を崩したり、他の歯科医院の見学と休日をブログに費やすことが出来ずにおりました。

前回は、〜歯医者さんのちょといいお歯なし〜その2として「むし歯の原因・メカニズム」についてお話をさせていただきました。

今回はその3「むし歯の症状」についてお話をさせて頂きます。

 

<むし歯の症状について>

むし歯のご経験がある方ならご存知かもしれませんが、むし歯の進行状況によりその症状は様々です。

むし歯の進行図 ①進行状況について ②症状について

CO

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歯に穴はあいていませんが、歯の表面のエナメル質が溶け始めており白く濁った部分が目で確認できます。 自覚症状はなく、痛みやしみるといったこともありません。

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エナメル質の部分に穴があきはじめた状態で、年齢に応じて黒色や茶色に変化し始めますが、明らかな穴を目で確認することは難しいこともあります。 冷たいものや甘いものがしみることが、ごくたまにある程度で痛みとして感じることが難しい状態です。

C2

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エナメル質の内側にある、象牙質と呼ばれる部分まで穴があき始めている状態です。この頃になると色の変化はもちろん穴を目でも確認できますし、舌などで歯をさわると凹んでいる状態が分かるようになります。 冷たいものや甘いものがしみることが多くなり、時々痛みを感じるようになります。食べ物も歯と歯の間にはさまりやすくなり、食事中にかむと痛いなどの症状も現れます。

C3

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象牙質の内側にある、歯髄と呼ばれる神経の部分までむし歯が進行した状態です。色の変化はもちろんですが大きな穴があき、歯が大きく欠けてしまうことも少なくありません。 むし歯菌による神経の炎症が起こるため、冷たいものや甘いもの、温かいものがしみること、強い痛みを感じることやかむと痛い、就寝中に痛くて目を覚ますなど様々な症状が段階を経て現れます。

C4

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神経の部分がむし歯菌の感染により、腐ってしまい駄目になります。歯が大きく欠けてしまい、かむ部分がないことが多く、歯根の先端に膿がたまり始めて付近の歯ぐきが腫れていることもあります。 神経が駄目になっているため、冷たいもの温かいもの甘いものはしみることはありませんし、痛みも一時的に無くなります。しかし、歯根の先端の膿により再度強い痛みを感じ、かむと激痛、痛くて寝られないなど様々な症状が現れます。

 

「何もしなくても痛い」「熱いものがしみる」「夜になると痛む」などの症状は、虫歯がかなり進行しています、ある日を境に急に我慢できない痛みに発展することもあります。

「冷たいものがしみる」「物が詰まりやすい」「痛い時があった」など、症状が軽度な状態での受診をオススメします!

 

歯医者さんに、「怖い」「不安」「痛い」といったマイナスイメージを持たれる方が多いのは大変理解できます、私もそうでした(笑)でもこの職業を自分の仕事にしたことにより、少しでも皆様のお役に立てればと思い日々、「家族で通える歯科医院」を目指し私をはじめスタッフ一同力を合わせております。お口や歯でお困りのことがありましたら、治療は二の次でまずはご相談だけでも町田みらい歯科にいらしてください。

次回は「むし歯の治療法」について詳しくお話をしたいと思います、楽しみにしていてください。