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〜歯医者さんのちょといいお歯なし〜その2むし歯とは?

2017年6月8日

町田みらい歯科 院長の天野晃秀です。

前回は、〜歯医者さんのちょといいお歯なし〜その1として「歯を失う原因」についてお話をさせていただきました。

今回はその2「むし歯」についてお話をさせて頂きます。

<むし歯とは?>

お口の中には良い働きをする細菌や悪い働きをする細菌が数百種類住みついています。ちなみに細菌とは1mmの1000分の1ほどの大きさ、1μm(マイクロメトートル)を単位とし、細胞をもち自己修復能力をもつ微生物のことです。細菌はもちろん、目には見えません。そのような細菌の中でも、むし歯菌の1番の代表はミュータンス菌という細菌です。

Streptococcus_mutans_01Photo Credit: Content Providers(s): Streptococcus mutans Transwiki approved by: w:en:User:Dmcdevit

この細菌が食べ物に含まれる糖分をもとに代謝をし、作り出される酸により歯が溶けてしまう病気がむし歯です。

 

<むし歯のメカニズムとは?>

「ミュータンス菌」などの細菌は食べ物に含まれる「糖分」により活発に増え、プラーク(歯垢)と呼ばれるネバネバした自分たちの住処を形成します。1gのプラークの中には100億〜1000億個の細菌がいるとも言われています。

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歯ブラシをしない、歯ブラシをするけど磨けていないなど「長い時間」プラークが残ってしまうと歯を溶かす酸が発生します。

この酸により歯の成分であるカルシウムやリンが溶けて出てしまいむし歯になってしまいます。
この「むし歯菌」「糖分」「歯」加えて「時間」の要素を上手にコントロールすることがむし歯の予防につながります。

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「歯ブラシでむし歯菌の数を減らす」「糖分を摂取する頻度を少なくする」「酸により脱灰(歯が溶けること)する時間を短くする」「フッ素などを歯に取り込み酸に強くする」などこの4つの輪が、重なる部分をなるべく減らすことがむし歯の予防には重要なポイントとなります。

 

歯医者さんに、「怖い」「不安」「痛い」といったマイナスイメージを持たれる方が多いのは大変理解できます、私もそうでした(笑)でもこの職業を自分の仕事にしたことにより、少しでも皆様のお役に立てればと思い日々、「家族で通える歯科医院」を目指し私をはじめスタッフ一同力を合わせております。お口や歯でお困りのことがありましたら、治療は二の次でまずはご相談だけでも町田みらい歯科にいらしてください。

次回は「むし歯」についてもう少し詳しくお話をしたいと思います、楽しみにしていてください。